日々を駆け巡るoyayubiSANのブログ

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親指に関すること(関しないことも)を追求するブログ。親指はあんまり出ません。 毎週日曜に更新!

・暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

真の四天王出現! 第16話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ぐっ! てめぇ! やっぱタダモンじゃねぇ!」 「ふふふふ。言っただろう。肉体強化の薬が体を駆け巡っているのだよ! たとえ手袋による変身能力があっても、なお! 平然と耐えられる一撃とは思わぬことだ!」 リンセンが軽く仰け反った…

強敵多数! ブログ小説(15)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ふふふ……俺様の不意打ちを避けるとは、なかなかやるなニッポン人」 「褒めてくれて嬉しいね、でもちょいと質問がある」 「質問? ほう、なにかね」 「お前、バケモンだろ。ナイラ国は人間をバケモンに変える実験でもしてんのか」 「ふ…

ブログ小説(14)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 ダメだ。 暗すぎる。 この部屋は照明一つのみの薄暗い部屋だ。 なぜならば、グールドは薄暗い部屋が大好物だからだ。 たとえ透視できても、光がなければ目視できない。 グールドは風呂のときもトイレのときもかかさず電気を消す徹底した…

ブログ小説(13)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「そ、それは……なんとなく、そんな気がして」 「なんとなくだと? どういうこった」 「分からない。私は、感じるの。人が近くにいた り、危ないことをする人がいると、分かるの」 「お前も、クローナみたいな能力があるってのか」 「たぶ…

ブログ小説(12)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あの女? あのリョウっていう名前の?」 「そうだ。あのリョウとかってやつ、知り合いな気がするんだ」 「そうでしょうね。あなたと同じような手袋をしていたし、言葉遣いもニッポン人っぽかったわ。まさか、あなたの妹かなにか?」 「…

ブログ小説(11)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「お、い……だれが悪人だ! おい!」 「リンセンも、子供が言うことでしょ。我慢しなさい、我慢」 「あぁ!? てめぇのしつけが悪いんだろーがクソ女!」 「子供の言うことくらい軽く流しなさい。しかも、またクソ女に戻ったの?」 「てめ…

ブログ小説(10)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 四章 ドッグアンドキャット 無事にクローナの故郷であるフェルテに到着。 到着後、御者のおじさんにはクローナが深く謝罪を繰り返した。 只ならぬ事態を察してか破壊された屋根を弁償しなくていいと言ったが、それでもクローナ自身の気が…

ブログ小説(9)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あの人、まさか子供? それにあのデザイン、まさかキモノ?」 ナイラ国の追っ手かどうかは判断できなかったが、少なくとも楽しい旅行に招待してくれるわけではないことくらい察しはついていた。 もちろん、その姿は変身したリンセンと…

ブログ小説(8)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「な、なななんあなんだぁぁ!?」 寝ぼけ眼を擦り、窓から外を確認する。 よく見ると、子犬を抱いた十歳くらいの少年が、金持ちそうな三人の男たちに囲まれている。 その側では、悲鳴を上げた若い女性が倒れていた。 「おいおい、なんだ…

ブログ小説(7)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ちっ。うまい交渉だな」 「理解したなら、それで」 「んじゃあ、さっそくメシだな。どこになにがあるんだ、案内しろよ」 「食事もいいけれど、宿も探さないといけないのよ。どうせなら、宿で食事をしましょう」 「あぁ? 今日はもうお…

ブログ小説(6)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「そのままの意味。この能力のせいよ。生まれたときから能力があるせいで、その代償として味覚がほぼないの」 「マジかよ。俺には耐えられねぇな。とてもじゃねぇけどよ」 「確かに、そう見えるけど」 「じゃあよ、その能力で味が分かる…

ブログ小説(5)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「けっ、勝手にしろ。クソ女」 早々に、しかもこんな場所で仲間割れになってしまった。 いや二人が仲間だったかどうかは謎だが、少なくとも協力関係は脆くも崩れただろう。 歩き出して五分。 クローナの消耗は激しかった。 まともな準備…

ブログ小説(4)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「おい、クソ人類の女。なにへばってんだよ」 リンセンはクローナに容赦のない言葉を浴びせる。 「ちょ、ちょっと待ちなさい。私は、今、すっごく疲れているんだから」 「あぁ? どういうことだよ。河に落ちずに済んだのは俺のおかげだろ…

ブログ小説(3)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 真正面からクワンザと組み合い、リンセンの全身にパワーが漲る。 その力の迸り、さながら無限大のエナジー宿る生命の奔流っ! 「うごおぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」 血管ぶち切れ寸前のリンセンは、それでもクワンザを力で押し込む。 さす…

ブログ小説(2)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あなたは、ニッポンという小さな国をご存知で?」 「えぇ……礼儀正しい人種が多く、人の愛を大事にするとか」 「ニッポン国に調査に行ったんだがね、そこにはサムライというものがいるそうだ」 「サムライ……」 クローナにとって、聞きな…

ブログ小説(1)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 一章 ハイスピードスローモーション 彼女は、まさにピンチと呼べる状況だった。 人生における、最大のピンチとも言える。 ある能力を有する少女、クローナ・エスクードの額には無骨で冷たい銃口が突き付けられていた。 額にゼロ距離で密…