日々を駆け巡るoyayubiSANのブログ

日々を駆け巡るoyayubiSANのブログ

目が腐る小ネタを土日。ゲーム実況を月火。小説を水曜。4コママンガを木金に更新!

●小説

大白熱決戦!第21話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

「信じても、信じなくても、どちらにしても、どちらにしても同じことよ。事実は事実。信じても信じなくても、ね」 「そうかい。じゃあてめぇの言葉は信じねぇことにするぜ」 「けっこう」 グールドが玉座から降りると、鈍い音を立てながらエレベーターは下降…

涙!僕もあなたも感無量! 第20話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

「ほう。あの小娘の料理はそれほどまでに。食べてみたいものだ。それで、その理由とは?」 「てめぇみたいにメシを粗末にする連中には、一生勝てねぇってことだよ。あいつはてめぇらのためにタマゴ焼き一つも作ったりしない。残念だったな」 「ほう。だが戦…

戦う前に食え! 第19話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

肉にかぶりついた体勢では、当然だが真下の人間の顔など視界に入らない。 「おい、降りてこい貴様」 「うるせぇな! 俺は肉で頭がいっぱいなんだよ!」 「いいから降りてこいって、そう言っているのだ!」 真下からリンセンの足を引っ張り、強引に引きずり落…

美味い肉を食わせろ! 第18話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 否、ルフィヤにはすでに敵意はない! リターンマッチではないっ! 「はっ! 誰が迷うかよ! それより、なんでてめぇがここにいんだよ」 「そりゃあそうでしょ。何分もかけて、他の男どもを連れてここに戻ってきたんだから」 「あ? ああ…

調子に乗れるのは今のうち 第17話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 六章 ポッシブル・インポッシブル 一方そのころ、ナイラ国のボスであるグールドに捕らわれたクローナは……。 捕らえられているとはいえ、その待遇は酷いものだった。 能力を封じるため、目隠しをされ汚い麻袋を被せられている。 おまけに…

真の四天王出現! 第16話 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ぐっ! てめぇ! やっぱタダモンじゃねぇ!」 「ふふふふ。言っただろう。肉体強化の薬が体を駆け巡っているのだよ! たとえ手袋による変身能力があっても、なお! 平然と耐えられる一撃とは思わぬことだ!」 リンセンが軽く仰け反った…

強敵多数! ブログ小説(15)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ふふふ……俺様の不意打ちを避けるとは、なかなかやるなニッポン人」 「褒めてくれて嬉しいね、でもちょいと質問がある」 「質問? ほう、なにかね」 「お前、バケモンだろ。ナイラ国は人間をバケモンに変える実験でもしてんのか」 「ふ…

ブログ小説(14)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 ダメだ。 暗すぎる。 この部屋は照明一つのみの薄暗い部屋だ。 なぜならば、グールドは薄暗い部屋が大好物だからだ。 たとえ透視できても、光がなければ目視できない。 グールドは風呂のときもトイレのときもかかさず電気を消す徹底した…

ブログ小説(13)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「そ、それは……なんとなく、そんな気がして」 「なんとなくだと? どういうこった」 「分からない。私は、感じるの。人が近くにいた り、危ないことをする人がいると、分かるの」 「お前も、クローナみたいな能力があるってのか」 「たぶ…

ブログ小説(12)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あの女? あのリョウっていう名前の?」 「そうだ。あのリョウとかってやつ、知り合いな気がするんだ」 「そうでしょうね。あなたと同じような手袋をしていたし、言葉遣いもニッポン人っぽかったわ。まさか、あなたの妹かなにか?」 「…

ブログ小説(11)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「お、い……だれが悪人だ! おい!」 「リンセンも、子供が言うことでしょ。我慢しなさい、我慢」 「あぁ!? てめぇのしつけが悪いんだろーがクソ女!」 「子供の言うことくらい軽く流しなさい。しかも、またクソ女に戻ったの?」 「てめ…

ブログ小説(10)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 四章 ドッグアンドキャット 無事にクローナの故郷であるフェルテに到着。 到着後、御者のおじさんにはクローナが深く謝罪を繰り返した。 只ならぬ事態を察してか破壊された屋根を弁償しなくていいと言ったが、それでもクローナ自身の気が…

ブログ小説(9)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あの人、まさか子供? それにあのデザイン、まさかキモノ?」 ナイラ国の追っ手かどうかは判断できなかったが、少なくとも楽しい旅行に招待してくれるわけではないことくらい察しはついていた。 もちろん、その姿は変身したリンセンと…

ブログ小説(8)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「な、なななんあなんだぁぁ!?」 寝ぼけ眼を擦り、窓から外を確認する。 よく見ると、子犬を抱いた十歳くらいの少年が、金持ちそうな三人の男たちに囲まれている。 その側では、悲鳴を上げた若い女性が倒れていた。 「おいおい、なんだ…

ブログ小説(7)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ちっ。うまい交渉だな」 「理解したなら、それで」 「んじゃあ、さっそくメシだな。どこになにがあるんだ、案内しろよ」 「食事もいいけれど、宿も探さないといけないのよ。どうせなら、宿で食事をしましょう」 「あぁ? 今日はもうお…

ブログ小説(6)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「そのままの意味。この能力のせいよ。生まれたときから能力があるせいで、その代償として味覚がほぼないの」 「マジかよ。俺には耐えられねぇな。とてもじゃねぇけどよ」 「確かに、そう見えるけど」 「じゃあよ、その能力で味が分かる…

ブログ小説(5)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「けっ、勝手にしろ。クソ女」 早々に、しかもこんな場所で仲間割れになってしまった。 いや二人が仲間だったかどうかは謎だが、少なくとも協力関係は脆くも崩れただろう。 歩き出して五分。 クローナの消耗は激しかった。 まともな準備…

ブログ小説(4)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「おい、クソ人類の女。なにへばってんだよ」 リンセンはクローナに容赦のない言葉を浴びせる。 「ちょ、ちょっと待ちなさい。私は、今、すっごく疲れているんだから」 「あぁ? どういうことだよ。河に落ちずに済んだのは俺のおかげだろ…

ブログ小説(3)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 真正面からクワンザと組み合い、リンセンの全身にパワーが漲る。 その力の迸り、さながら無限大のエナジー宿る生命の奔流っ! 「うごおぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」 血管ぶち切れ寸前のリンセンは、それでもクワンザを力で押し込む。 さす…

ブログ小説(2)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あなたは、ニッポンという小さな国をご存知で?」 「えぇ……礼儀正しい人種が多く、人の愛を大事にするとか」 「ニッポン国に調査に行ったんだがね、そこにはサムライというものがいるそうだ」 「サムライ……」 クローナにとって、聞きな…

ブログ小説(1)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 一章 ハイスピードスローモーション 彼女は、まさにピンチと呼べる状況だった。 人生における、最大のピンチとも言える。 ある能力を有する少女、クローナ・エスクードの額には無骨で冷たい銃口が突き付けられていた。 額にゼロ距離で密…

ブログ小説(27 最終回)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

http://blog.hatena.ne.jp/-/odai/9247541947915157485:title=お題「マイブーム」] // バンに問われた言葉がそのまま重くのしかかる。 自分だけでは答えを出せない。 「靴……アスンシオンは……」 自分へのいら立ちや迷いを隠すため、ベルンは拳を強く握った。 …

ブログ小説(26)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

お題「マイブーム」 // 記憶を取り戻したソフィアは、あまりの衝撃にしりもちをついた。 思い出さなければよかった。 ソフィアから出た感想はそれだった。 「ソフィア、大丈夫か?」 「うん、大丈夫……」 マセルもソフィアと一緒に過去の記憶を見たものの、か…

ブログ小説(25)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

お題「マイブーム」 // 「うーんとね。昔ここにいたこととか」 「オーライ、マジかよ……」 「昔って言っても、うんと昔だからよく覚えてないけど」 「お前、どんな時代の人間なんだ」 最初にジャメナン遺跡でソフィアを見つけてから、マセルはずっと疑問に思…

ブログ小説(24)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

お題「マイブーム」 // 「階段の前に待機だ。ソフィア、アピアを頼む」 この円形状のエリアに踏み込めば、何かが来る。 入口と出口は完全にシャットアウトして、道を閉ざしたうえで、なにかが攻めてくるはず。 とマセルは予想した。 「ベルン、準備はいいか…

ブログ小説(23)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

お題「マイブーム」 // 「アピア! おい! 返事をしてくれ!」 ベルンは足を滑らせ、着地の際にアピアを離してしまった。 ゴロゴロと転がるアピアは小さな石にコメカミをぶつけ、そこから血の線が伸びていた。 何度も呼びかけていたが、呼吸をするだけで目を…

ブログ小説(22)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

お題「マイブーム」 // 距離があるおかげでアテネ号には直撃しないものの、弾丸を受けて無傷とはいかない。 「二人とも! 頭を下げてください!」 バレッタは視線を逸らすことなくアピアとソフィアに指示を出す。 それでも操縦は怠らず、速度も高度も落ちる…

ブログ小説(21)技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア

お題「マイブーム」 // マセルの予想通り、バレッタは港にある車を回収しに行っていた。 バレッタもマセルのことを忘れていたわけではなく、ちゃんと心の隅では心配をしている。 しかし、まだバレッタはマセルのアジトなど知らないため探すこともできず、ト…

水曜ラノベ 技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア20

お題「マイブーム」 // 急にやってきた重い話を受け止めきれず、バレッタは押し黙る。 「ソウル病って言って。あと五年もしないで死んでしまうんです。薬も治し方もよく分からないらしくって」 「そ、そうなんだ」 バレッタには慰める言葉も見つからない。 …

水曜ラノベ 技巧鎧ミスティ・ミラージュ ギア19

お題「マイブーム」 // 「えー? 普通の子だと思うけどなぁ」 ソフィアは首を傾げる。 「頬っぺに太陽と三日月のマークがある子は普通じゃないわ」 「たしかに普通じゃないけど、何か心当りが?」 「実は、マセルくんやバンたちがベオグラード遺跡で遊んでい…