日々を駆け巡るoyayubiSANのブログだよ。

日々を駆け巡るoyayubiSANのブログ

親指に関すること(関しないことも)を追求するブログ。親指はあんまり出ません。 毎週日曜に更新!

・暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

ブログ小説(8)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「な、なななんあなんだぁぁ!?」 寝ぼけ眼を擦り、窓から外を確認する。 よく見ると、子犬を抱いた十歳くらいの少年が、金持ちそうな三人の男たちに囲まれている。 その側では、悲鳴を上げた若い女性が倒れていた。 「おいおい、なんだ…

ブログ小説(7)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「ちっ。うまい交渉だな」 「理解したなら、それで」 「んじゃあ、さっそくメシだな。どこになにがあるんだ、案内しろよ」 「食事もいいけれど、宿も探さないといけないのよ。どうせなら、宿で食事をしましょう」 「あぁ? 今日はもうお…

ブログ小説(6)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「そのままの意味。この能力のせいよ。生まれたときから能力があるせいで、その代償として味覚がほぼないの」 「マジかよ。俺には耐えられねぇな。とてもじゃねぇけどよ」 「確かに、そう見えるけど」 「じゃあよ、その能力で味が分かる…

ブログ小説(5)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「けっ、勝手にしろ。クソ女」 早々に、しかもこんな場所で仲間割れになってしまった。 いや二人が仲間だったかどうかは謎だが、少なくとも協力関係は脆くも崩れただろう。 歩き出して五分。 クローナの消耗は激しかった。 まともな準備…

ブログ小説(4)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「おい、クソ人類の女。なにへばってんだよ」 リンセンはクローナに容赦のない言葉を浴びせる。 「ちょ、ちょっと待ちなさい。私は、今、すっごく疲れているんだから」 「あぁ? どういうことだよ。河に落ちずに済んだのは俺のおかげだろ…

ブログ小説(3)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 真正面からクワンザと組み合い、リンセンの全身にパワーが漲る。 その力の迸り、さながら無限大のエナジー宿る生命の奔流っ! 「うごおぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」 血管ぶち切れ寸前のリンセンは、それでもクワンザを力で押し込む。 さす…

ブログ小説(2)暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ

お題「マイブーム」 「あなたは、ニッポンという小さな国をご存知で?」 「えぇ……礼儀正しい人種が多く、人の愛を大事にするとか」 「ニッポン国に調査に行ったんだがね、そこにはサムライというものがいるそうだ」 「サムライ……」 クローナにとって、聞きな…

ブログ小説 暴風荒ミスティ・ミラージュ ラスティ1

お題「マイブーム」 一章 ハイスピードスローモーション 彼女は、まさにピンチと呼べる状況だった。 人生における、最大のピンチとも言える。 ある能力を有する少女、クローナ・エスクードの額には無骨で冷たい銃口が突き付けられていた。 額にゼロ距離で密…